失敗しないプログラミングスクールの選び方|2023/3

プログラミングスクールの失敗しない選び方の表紙画像プログラミング

プログラミングスクールで学ぼうと思っても「どのスクールが良いのか?」と迷っている方が多いのではないでしょうか。

近年、ITエンジニアのニーズが高まっており、ますます注目されているのがプログラミングスキルの習得です。

一方、「スクール選びで失敗したくない!」と思いつつも、思い描いていたイメージに合わないスクールを選んでしまい、高額な受講料を無駄にしてしまいかねません。

この記事では、プログラミングスクールを選ぶチェックポイントや、目標到達に向けたスクールの選び方を分かり易く解説していきます。

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プログラミング学習の前に抑えるべきポイント!

「プログラミング学習の前に抑えるべきポイント」の表紙画像

あなたが「プログラミングを学びたい」と思った目的は何でしょうか?

プログラミングスクールを選ぶ前に、プログラミングを学んで「何をしたいか」を明確にすることから始めましょう。

ここで言う「何をしたいか」とは同じプログラマーでもWeb系プログラマーなのか、アプリを開発するプログラマーなのか、他にも多くの分野があります。

代表的なプログラマーの種類!

ここでは、プログラマーの種類を大きく6つに区分けして紹介します。

Web系プログラマー

Web系プログラマーは、WebサイトやWebサービスのシステム開発を中心に行うプログラマーです。

扱う主なプログラム言語

HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Java、Python など多くのプログラミング言語やフレームワークを扱います。

アプリケーションプログラマー

パソコンやスマートフォンにインストールされるアプリケーションのプログラミングを主に開発を行います。

具体的には、iPhoneやAndroidにインストールするアプリやPCのWebブラウザ上で動作するアプリなどがあります。

扱う主なプログラム言語
  • Webアプリ
    Java、JavaScript、Python、PHP、Ruby、C#など
  • Android
    Java、Kotlinなど
  • iPhone
    Swiftなど

ゲームプログラマー

ゲームを開発するプログラマーとして、テレビゲーム・スマホアプリなどのゲームの制作に携わります。

扱う主なプログラム言語
  • 家庭用ゲーム機
    C++など
  • スマートフォン
    Unity、C#など

組み込み系システムプログラマー

4Kテレビやエアコンなどの家電製品や、デジカメなどへ組み込まれた制御回路の動作・制御をするためのプログラム開発を行うプログラマーです。

扱う主なプログラム言語
  • Java、C、C++など

汎用系システムプログラマー

金融機関や大企業の集中処理型大型コンピュータで、顧客データベースなどを対象とした大規模なシステム開発を行うプログラマーです。

扱う主なプログラミング言語
  • 事務処理システム
    COBOL、PL/Iなど
  • 科学技術計算
    FORTRAN、PL/Iなど

通信系プログラマ―

通信系プログラマーは、ネットワーク機器を実装するためのソフトウェアモジュールを開発したり、ネットワーク機器のアクセスプログラムを開発するプログラマーです。

扱う主なプログラミング言語
  • C、C++、Javaなど

学ぶべきプログラミング言語は何か!

プログラミングを学んで「何をしたいのか」が明確になったら、次に学びたいプログラミング言語を決めましょう。

学びたいプログラミング言語を選ぶ際、業界で関心の薄い言語を選んでも意味がありません。

ここでは「TIOBEインデックス」を参考にプログラミング言語を業界の注目度(人気度)の面から見ていきます。

  • 1位:Python
  • 2位:C
  • 3位:Java
  • 4位:C++
  • 5位:C#
  • 8位:PHP
  • 16位:Ruby

IOBEインデックスは、Google、Bing、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baiduなどの検索エンジンの検索実績を基に順位を決定しています。

出典:TIOBE Software「TIOBEインデックス」
<https://www.tiobe.com/tiobe-index/>

注目のプログラミング言語!

ここでは、2023年2月の「TIOBEインデックス」ランキング1位の「Python」3位の「Java」に注目したいと思います。

ランキング2位の「C言語」や4位の「C++」5位の「C#」は、プログラミング初心者にはハードルがちょっと高いので、次の機会に回すのが良いと思います。

今、業界でもっとも注目されているのが、AIや機械学習など「Python」が得意とする分野です。

「Python」は、AIや機械学習などの最先端技術の核になるプログラミング言語であり、学習が容易であり、これから最も期待される言語です。

また、3位の「Java」は高速で動作が安定しており、信頼性の高いシステムを構築する際に活用されることが多く、大規模なシステムで採用されることが多い言語です。

さらに、「Java」はOSやハードウェアの違いを意識しなくて済み、業務システムやWebアプリ開発など幅が広い分野で活用できるプログラミング言語になります。

「Java」を学べばプログラミングの基礎が理解しやすく、後に他の言語を学ぶ際にも理解しやすく、未経験からプログラマーをめざす上では最適なプログラミング言語です。

コロナ禍により多くの業界の採用ハードルが上がっていますが、景気の変動に左右されづらいのも「Python」や「Java」を扱えるプログラマーの強みになります。

一方、PHPは地味ですが、IT業界では一般教養のような存在であり、全く知らないというのは通用しないと思います。

以上の観点から、プログラミング初心者が学ぶべきプログラミング言語は、「Python」や「Java」に加えて「PHP」や日本生まれの「Ruby」になります。

「Python」を学べるプログラミングスクール

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
アイデミーAI(人工知能)に特化したスクール
Python/JavaScrip/jQuery/etcを学べる
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DIVE INTO CODE総学習時間720時間の充実したカリキュラム
Python/JavaScript/Ruby/etcを学べる
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キカガク動画学習プラットホームで学ぶスクール
Python/etcを学べる
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.Pro(ドットプロ)Pythonに特化した対面型講義のスクール
Python/etcを学べる
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テックキャンプ短期集中や週末集中などスタイルが選べる
Python/Ruby/SQL/etcを学べる
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ヒューマンアカデミー AI(人工知能)やIoTに特化したスクール
Python/JavaScript/etcを学べる
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「Java」を学べるプログラミングスクール

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
ウズウズカレッジ個別指導型のプログラミングスクール
Java/SQL/Servlet/JSP/etcを学べる
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GEEK JOB就職支援に重点を置いた学習カリキュラム
Java/Ruby/etcを学べる
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レイズテック現場で使える実践的なノウハウが学べる
Java/Wordpress/AWS/etcを学べる
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侍エンジニアオリジナルカリキュラムでマンツーマン指導
Java/PHP/Ruby/Python/etcを学べる
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次にWeb系のプログラミング言語も、おすすめの一つです。

理由はWeb系の案件(仕事)が多く学習も、さほど難しくないからです。

Web系の言語は、おおまかにHTML/CSS/PHP/Ruby/JavaScriptなどになります。

厳密にはHTML/CSSはプログラミング言語ではなく、HTMLはマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語と言います。

「PHP」を学べるプログラミングスクール

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
テックブーストブロックチェーン、AI、IoTなども学べる
PHP/Ruby/etcを学べる
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 テックアカデミーオンライン完結で幅広い学習コースが選べる
PHP/Ruby/Python/etcを学べる
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侍エンジニアオリジナルカリキュラムでマンツーマン指導
PHP/Ruby/Python/Java/etcを学べる
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「Ruby」を学べるプログラミングスクール

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
ポテパンキャンプ実践的カリキュラムで開発スキルを習得
Ruby/Ruby on Rails/etcを学べる
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ランテックWeb系開発が習得できる実践的カリキュラム
Ruby/etcを学べる
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DMM WEB CAMPチーム開発など実践的な技術を総合的に学習
Ruby/JavaScrip/etcを学べる
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テックブーストブロックチェーン、AI、IoTなども学べる
Ruby/PHP/etcを学べる
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DIVE INTO CODE総学習時間720時間の充実したカリキュラム
Ruby/Python/etcを学べる
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プログラミング言語に地域性があるのを知っていますか?

Web系エンジニアとして転職や就職を目指す場合、扱うプログラミング言語に地域性があります。

首都圏でWeb系エンジニアとして就職を目指すのであれば、PHPやRubyのどちらでも問題はありません。

ただし、関西など地方でWeb系エンジニアとして就職を目指すのであればPHPの選択を、おすすめします。

理由はRubyを扱う企業が首都圏のスタートアップ企業などに限られるため、地方に就職を考えている人には、おすすめできません。

スクール選び、11のチェックポイント!

「スクール選び、11のチェックポイント」の表紙画像

プログラミングスクール選びで失敗しないためには、次の11項目のチェックポイントが大切です。

1,講師は現役エンジニアか!

講師は、質の高い現役エンジニア又は、エンジニア経験者かをチェック!

理由は次のメリットがあるからです。

  • 実務経験からエラーなどが発生した場合の解決スピードが速く、実践的な解決方法やノウハウを学び取れる。
  • IT業界のリアルな話が聞ける。
  • 人脈が作れる可能性がある。

講師の採用基準はどうか!

講師の質や実力について、選考方法やスクールの採用基準などを確認しましょう。

講師が現役エンジニアの場合には実務経験年数やプログラミングでの収入から、ある程度の実力が推測できます。

  • 現役エンジニアの実務経験年数を参考にする。
    実務経験年数を3年以上などと公表しているスクールもあります。
  • 現役エンジニアの月収を参考にする。
    プログラミングでの月収が○○万円以上などと公表しているスクールもあります。
  • 選考通過の合格率を公表しているスクールもあります。
    合格基準をどこに置いているかがポイントになります。

2,教材は最新のものか!

学習で使用される教材が常にアップデートされた最新の教材を使用していることが大切です。

スクールによっては市販の書籍を使って学習を行っているところもありますが、最新の教材を使っているかの見極めが大切です。

「オンライン教材」では、言語のアップデートに合わせて教材も直ぐにアップデートしやすいため比較的最新の状態が保たれているようです。

ただし、全ての「オンライン教材」が最新の状態とは限りませんので注意が必要です。

3,カリキュラムが実践的なものか!

当面の目指すゴールが転職や就職であれば、アプリ開発の経験をいかにに多く積むかが大切です。

簡単なアプリ開発を一つ制作するだけのスクールや、オリジナルアプリ開発を数多く作成して実践レベルのスキルを身に付ける高いレベルのところと、大きく差があります。

また、アプリ開発はポートフォリオとしても使用できます。

ポートフォリオは技術力を証明でき、就職活動に大きな力を発揮することができます。

アプリ開発に特に力を入れているスクールとしては、10個以上のアプリ開発に取り組む「ポテパンキャンプ」などが有名です。

4,通学タイプか、オンラインタイプか!

通学タイプのスクール

メリット
  • 講師(メンター)に直接指導を受けられる。
  • 同期の仲間と情報交換ができ、モチベーションを維持しやすい。
  • 自習室を開放しているスクールもあります。
デメリット
  • 移動時間が発生する。
  • 仕事をしながらプログラミングスクールに通う場合は、スケジュールを合わせるのが難しい場合がある。
  • 都合に合った受講の予約が取れない場合がある。
  • 受講料金が高額になりやすい。
通学タイプがおすすめな人
  • 自宅での学習を継続する自信がない人。
  • 同期の仲間と交流しながら勉強をしたい人。

コロナ禍では、今まで「通学タイプ」のスクールも「オンライン」に切り替えている場合があるので事前の確認が必要です。

プログラミングスクールの受講風景の画像

出典:テックブースト

写真は「tech boost」での受講イメージ

通学タイプのプログラミングスクール

ここで紹介するスクールは「オンライン」でも受講できます。

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
DMM WEB CAMPチーム開発など実践的な技術を総合的に学習
Ruby/Ruby on Rails/etcを学べる
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テックブーストブロックチェーン、AI、IoTなども学べる
PHP/Ruby/JavaScript/etcを学べる
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.Pro(ドットプロ)Pythonに特化した対面型講義のスクール
Python/etcを学べる
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DIVE INTO CODE総学習時間720時間の充実したカリキュラム
Ruby/Python/JavaScript/etcを学べる
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テックキャンプ短期集中や週末集中などスタイルが選べる
Ruby/Ruby on Rails/Python/etcを学べる
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ヒューマンアカデミー AI(人工知能)やIoTに特化したスクール
Python/JavaScript/etcを学べる
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オンラインタイプのスクール

メリット
  • ネット環境があれば、どこにいても学習できる。
  • 自宅の近くにプログラミングスクールがない人でも気軽に学べる。
  • 仕事などで、なかなか時間の都合をつけづらい人にも向いている。
  • 自分のライフスタイルに合わせてプログラミングを学べる。
デメリット
  • 質問をして回答がすぐの場合もあれば、翌日などと時間を要する場合がある。
  • モチベーションの維持が難しい。
オンラインタイプがおすすめな人
  • 仕事をしている人や学生など、なかなか時間の都合をつけづらい人
プログラミングスクールの自宅学習の画像

出典:アイデミー

写真は「アイデミー」のオンラインによる受講イメージ

オンラインのプログラミングスクール

オンラインに特化したスクール

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
 テックアカデミーオンライン完結で幅広い学習コースが選べる
PHP/Ruby/Python/etcを学べる
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ポテパンキャンプ実践的カリキュラムで開発スキルを習得
Ruby/Ruby on Rails/etcを学べる
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キカガク動画学習プラットホームで学ぶスクール
Python/etcを学べる
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ランテックWeb系開発が習得できる実践的カリキュラム
Ruby/Ruby on Rails/etcを学べる
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レイズテック現場で使える実践的なノウハウが学べる
Java/Wordpress/AWS/etcを学べる
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アイデミーAI(人工知能)に特化したスクール
Python/JavaScrip/etcを学べる
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侍エンジニアオリジナルカリキュラムでマンツーマン指導
PHP/Ruby/Python/Java/etcを学べる
記事を見る

5,マンツーマン指導型か、グループレッスン型か!

プログラミングを学習していると、エラーなどが付き物です。

そんな時、すぐに質問対応をしてもらえないなら、独学と変わらないと言えるくらい質問対応の早さと質は大切です。

そんな中、学習スタイルはプログラミングスクールによって「マンツーマン指導」や「グループレッスン型」など、いろいろあります。

先に結論を申し上げると、料金は高めになりますが総合的に見て「マンツーマン指導」を、おすすめします。

「マンツーマン」で指導を受けられれば「オンラインタイプ」でも「通学タイプ」と遜色のない質の高い学習が期待できます。

マンツーマン指導(オンラインの場合)

専属の講師(メンター)がついて学習を進めていきます。

メリット
  • 自分が学びたいスキルや、将来のキャリアに合わせて指導を受けられる。
  • 講師(メンター)に質問がしやすい。
デメリット
  • 他の生徒との交流がないため、チーム開発などの体験ができない。
    ※ 一部にはWebによるチーム開発が経験できるスクールもあります。

グループレッスン型

何人かの集団で授業を受けることになります。

メリット
  • 自分が学びたいことだけではなく、スクールが必要とするスキルを幅広く学べる。
  • 同期の仲間との、情報交換や良い刺激を受けることができる。
  • プログラマーはチーム開発が一般的ですが、同期の仲間とチーム開発を体験できるスクールもあります。
デメリット
  • 自分に合わせた学習内容にならない。
  • 学習についていけない場合もある。

6,受講期間はどうか!

受講期間もプログラミングスクールを決める際の大切な指標の一つです。

また、受講期間が同じでも受講回数の多い、少ないも判断材料に加えて下さい。

受講期間は、一般的に1カ月~6カ月位が多く平均的には3~4ヵ月位になり、なかには12カ月位の長期間のコースもあります。

一般的に、期間が長くなれば受講費用も高額になります。

逆に、受講期間を短くし過ぎてしまうとカリキュラムに追いつけず、スキルが身に付かないなど、ハードルが高くなる場合もあるので注意が必要です。

生活パターンも考慮してプログラミング学習にどれくらいの時間を費やせるのかを把握した上で、余裕のある期間で受講できるスクールや受講期間を選ぶことが大切です。

7,受講料が無料か、有料か!

プログラミングスクールには、受講料金が「無料のスクール」と「有料のスクール」の2タイプがあります。

無料のスクール

人材紹介会社が母体となり運営しているプログラミングスクールが一般的です。

受講料を無料で運営しているスクールは、エンジニアを育成して企業に紹介することで、企業から紹介料を受け取り運営しています。

企業側にしてみれば社内研修を行わなくても、実践で活躍できる人をスクールから紹介されるメリットがあります。

無料スクールのチェックポイント
  • 目的とするプログラミング言語やスキルが学べるかを確認する。
    無料スクールでは学べるプログラミング言語が一部に限定される場合があります。
  • 紹介された企業を、自分で選択ができるかを確認する。
  • 紹介された企業から内定がでても応じなかった場合の違約金について確認する。
  • 受講料金が無料になる条件について確認する。
    無料スクールは受講対象年齢が厳しく、20歳代がほとんどです。
代表的な無料スクール

「GEEK JOB」「プログラマカレッジ」など

スクール名称特徴・学習スキル紹介記事
GEEK JOB就職支援に重点を置いた学習カリキュラム
Ruby/Java/etcを学べる
記事を見る

※ 全てのコースが無料ではありません。

有料のスクール

有料スクールは目的のプログラミング言語の選択や就職先の選択など、あらゆる面で自由度が大きいのがメリットです。

有料のスクールには受講者がプログラマー転職を希望しても、万が一転職できなかった場合に受講料が返金される転職保証のあるスクールがあるのでチェックしておきましょう。

代表的な転職保証のあるスクール

テックアカデミー:未経験からエンジニアを目指すエンジニア転職保証コース

DMM WEB CAMP:転職保証付きスクール DMM WEBCAMP COMMIT

8,受講料金は適正か!

受講料金はスクールやコースによって十数万円~百万円を超える場合があるなど、幅があるので事前によく調べることが大切です。

  • 受講料金があなたの予算内に収まるかの確認。
    ※ 受講料金は入学金などを含めた総額を確認すること。
  • 高額な受講料金を無理をしないで支払いができる方法の検討、スクールによっては分割払が可能なところもあります。
  • 受講料の支払い方法に加えて、転職・就職に失敗してしまった場合を想定して転職保証などのあるスクールの選択技もあります。

9,就職サポート(キャリアサポート)はどうか!

就職・転職を成功させるための自己分析や選考用書類の添削や基本的なビジネスマナーなどを身に付けるカリキュラムがあるか!

  • 自己分析・書類添削・ヒアリング
    自己分析を踏まえた上で履歴書と職務経歴書のサポートを受けられるか
  • ビジネス研修・面接対策
    基本的なビジネスマナーなど面接対策のサポートがあるか
  • 求人紹介
    目指す目標にマッチングできる求人をアドバイザーと相談しながら求人の紹介を受けられるか

10,就職実績(実態)はどうか!

ここが一番の重要ポイントです。

卒業生が実際にエンジニアとして就職できているかの見極めが重要で、目指すエンジニアとしての就職先について、今までの実績などを確認することが大切です。

また、就職先の企業形態などの比率も参考になります。

(例)自社開発企業:20% 受託企業:30% SES企業:50% など

※ 就職先の企業形態の比率などをHPなどで公開しているスクールは少ないので、各スクールの「無料カウンセリング」などで最近の実績を確認することも大切です。

ここで注意すべき点は、就職率○○%の数字に惑わされないことです。

自身の目指す就職先にスクールの卒業生が、実際にどれだけエンジニアとして就職できているかの実績(実態)を見極めることです。

IT関連企業の企業形態

IT関連企業は概ね次の3パターンになります。

自社開発企業

自社開発企業は自社のサービスを開発して利益を得ており、社員は自社内で自社のサービス開発に従事します。

人気の高い自社開発企業ですが、業績が良い企業ばかりとは限りませんので経営状況を調査することを忘れずに行いましょう。

受託企業

受託企業は他社のサービス開発を請け負って利益を得ており、社員は自社内で他社のサービス開発に従事します。

ここで大切なのは、経営状況に加え、受託サービス開発の請負が高次かどうかの見極めが大切です。

請負が高次になるほど、業務環境が良くない場合があります。

SES企業

SES企業は他社に人材を派遣し、労働力を提供して利益を得ており、社員は他社に常駐して他社のサービス開発に従事します。

ここで注意したいのが、業務が他社のインフラ保守などに限定される場合があります。

※ 開発スキルが必要ない現場で働く場合があり、SES企業では業務として開発をできない可能性があります。

11,国の給付制度を用できるか!

給付制度に喜ぶ様子

プログラミングスクールで学習するのに気になるのが高額な受講料金ではないでしょうか。

スクールによっては国が支援を打ち出している給付金を利用できる講座があります。

ここでは、次の2つの給付制度について紹介します。

一般教育訓練給付制度

「一般教育訓練給付制度」の認定講座は給付要件を満たす方に受講費用の最大20%(上限10万円)が国から給付を受けられます。

「一般教育訓練給付制度」認定講座のあるスクール

専門実践教育訓練給付制度

「専門実践教育訓練給付制度」の認定講座は受給要件を満たす方に、受講費用の最大70%(上限56万円)が国から給付を受けられる制度です。

給付条件
  • 現在、在籍中または離職後1年以内などの要件を満たしている人。
  • スクールの受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入している人。

給付要件の詳細や、ご自身が給付要件を満たしているかについては、お近くのハローワークに問い合わせて下さい。

「専門実践教育訓練給付制度」の主な指定講座

給付対象は対象スクールの指定された講座に限定されます。

スクール名称対象講座(コース)紹介記事
インタネット・アカデミーIoTエンジニア育成コースA紹介記事をみる
キカガクAI人材長期育成コース紹介記事をみる
DMM WEBCAMP COMMIT専門技術コース紹介記事を見る
DIVE INTO CODE就職達成プログラム
機械学習エンジニアコース
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Aidemy premium planAIアプリ開発講座
データ分析講座
自然言語処理講座
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データミックスデータサイエンティスト育成コース紹介記事を見る
テックアカデミーエンジニア転職保証コース
データサイエンスコース
紹介記事を見る
テックキャンプエンジニア転職紹介記事を見る

国の教育訓練給付制度については、以下の別記事で詳しく解説しています。

教育訓練給付制度(給付金)を利用できるプログラミングスクール

スクールの評判・口コミを判断材料に加える!

評判・口コミのイメージ画像

有名なプログラミングスクールでも、受講生からの評判が良いとは限りません。

そのため、事前に受講したいスクールの評判や口コミを確認しておくことも大切です。

各プログラミングスクールの公式サイトに掲載されている「インタビュー記事」も参考にはなりますが、ネット上の評判や口コミは、必ず確認しましょう。

同じ様な評判や口コミの投稿が多ければ、それだけ信憑性が高まりますが、これらの評判や口コミの投稿を鵜呑みにするのは禁物です。

投稿内容から見えてくる不安内容を相談会などで納得いくまで確認することが大事です。

Twitterに投稿された評判や口コミの例

ここでは「 DMM WEBCAMP」の評判などの投稿を参考までに紹介します。

チーム開発が体験できる

プログラミングの現場では「チーム開発」が一般的です。

スクールでチーム開発を体験できることは実践で大いに役に立ちます。

また、チーム開発を体験することにより、コミュニケーション能力を育むことにも繋がります。

学習スピードは比較的早い

DMM WEBCAMPは課題が多いことでも知られてますが、課題に集中して取り組むことがプログラミング上達の王道です。

特にDMM WEBCAMP エンジニア転職コースはカリキュラムのスピードも速く、かなりの本気モードが求められます。

教材についての感想

学習後半での感想

DMM WEBCAMPの教材はアップデートも多く、とても分かり易いと評判です。

この方のように、スクールの教材に加えて市販の本で深堀する様な勉強法が3ヵ月後には、大きな差となって表れると思います。

ポートフォリオ作成に挑戦

他人からレビューを受けることで、気づきが生まれます

DMM WEBCAMPはオリジナルのポートフォリオ作成に重きを置いており、他スクールとの差別化が図られています。

特にオリジナルのポートフォリオは技術力を証明することができ、就活にも大きな力を発揮することができます。

交流を通して人脈も多くなり、今後の財産になります

卒業生や在校生間での情報交換会はモチベーションの向上だけでなく、卒業後の人脈作りにも繋がり、プログラミングの学習だけでは得られない貴重な体験になります。

カウンセリングや体験会への参加!

カウンセリングのイメージ画像

多くのプログラミングスクールでは、無料で参加できるカウンセリングや説明会・体験会を開催しています。

コースの概要や、目的達成に向けた学習計画の作成など、カウンセリングの内容から各スクールの目指す方向性や、ゴールに向けた取り組み方が見えてきます。

自分では見えなかった「気づき」があるかもしれません。

自分に合った学習方法を具体的にイメージするためにも、必ず参加することをおすすめします。

また、限られたカウンセリングの時間内に疑問点を聞き出せるよう、あらかじめ確認したい内容を書き出しておくことが大切です。

カウンセリングや体験会に参加するメリット

  • プログラミング言語の選定や進路について相談ができる
    「無料カウンセリング」や「無料説明会」では、自分の目指す目標に合った言語の選び方や、卒業後の進路につて相談ができます。
  • スクールへの疑問を直接確かめることができる
    「無料カウンセリング」や「無料説明会」では、疑問に思っていることをスクールに直接聞ける良い機会です。
  • 自分の思っている疑問や不安を解消できる
    スクールが自分に合っているかを自分自身の肌で感じ、見極めることができます。
  • 評判の良いスクールが、あなたに合うかは別物
    実際にスクールの講師やカウンセラーから話しを聞くことで見えてくものがあります。
    スクールの雰囲気や自身との相性を見極めることができる良い機会です。
  • IT業界のことが見えてくる
    プログラミングスクールを受講する方の大半が、IT業界のことは、ほとんど知らないのではないでしょうか。
    IT業界を知るためにも「無料カウンセリング」や「無料説明会」は良い機会になります。

まとめ

まとめの表紙画像
いかがでしたか。

ITエンジニアは人気の高い職種でもあり、今がITエンジニアとしての転職や就職には最適なタイミングではないでしょうか。

そんな中、プログラミングスクールで学ぼうと思っても「どのスクールが良いのか?」と迷っている方に向け、プログラミングスクールの選び方について紹介しました。

ネット上の評判や口コミも参考になりますが、多くのプログラミングスクールで「カウンセリング」や「無料体験会」が開催されています。

自分に合った学習方法を具体的にイメージするためにも参加してみませんか。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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