プログラミングスクールの受講で、気になるのが高額な受講料ではないでしょうか?
プログラミンスクールの受講料を抑える方法として、国の教育訓練給付制度を利用する方法があるのをご存知ですか?
一定期間の雇用保険加入などの給付要件がありますが、国が支援する教育訓練給付制度には次の3つがあります。
- 一般教育訓練給付制度(受講料の20%・給付金の上限10万円)
- 特定一般教育訓練給付制度(受講料の40%・給付金の上限20万円)
- 専門実践教育訓練給付制度(受講料の最大70%・給付金の上限56万円)
この記事では、「専門実践教育訓練給付制度」と「一般教育訓練給付制度」の給付要件と、受給方法や利用できる主なプログラミングスクールを紹介します。
先に、給付金を利用できるプログラミングスクールを見たい方は以下のボタンからジャンプできます。
専門実践教育訓練給付制度とは
教育訓練給付制度の、専門実践教育訓練給付制度を利用できれば、受講料の最大70%(上限56万円)が国から受給できます。
ここでは、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」に指定された講座を受講して「専門実践教育訓練給付金」を受給する具体的な方法を紹介します。
第四次産業革命スキル習得講座について
「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」は、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度です。
引用元:経済産業省
<https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/reskillprograms/index.html>
要約すると、この制度はIT等の将来成長が見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人のキャリアアップを図る教育訓練講座を経済産業大臣が指定する制度です。
専門実践教育訓練給付制度について
働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。
また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。
引用元:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
こちらも要約すると、働く方のキャリヤ形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図るため、教育訓練受講に支払った費用の一部を支給する制度です。
『第四次産業革命スキル習得講座認定制度』を認定するのは経済産業大臣ですが、給付金の給付は厚生労働省管轄の雇用保険からとなります。
具体的には「第四次産業革命スキル習得講座」の認定講座を受講して受講費用の最大で70%(上限56万円)を国から受給できる制度です。
専門実践教育訓練給付金の受給要件
- 特に労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練が対象となります。
- 受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給されます。
- 資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給されます。
- なお、失業状態にある方が初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、受講開始時に45歳未満であるなど一定の要件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給されます。
初めて受給する場合
受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入していること。
在籍中、または離職後1年以内であること。
参照先:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
2回目以降受給の場合
前回の受講開始日から次の受講開始日まで通算3年以上、雇用保険に加入していること。
受講終了後1ヶ月以内にハローワークに受給申請を行うと受講費用の50%の給付を受けられます。
また、受講修了後、1年以内に被保険者として雇用された場合、申請を行うと更に追加で受講費用の20%の給付を受けられます。
参照先:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
※上記の記載内容は厚生労働省、教育訓練給付制度を要約したものであり、正確性を期すため詳細はハローワークへお問い合わせ下さい。
受給までの手続きの流れ
- 専門実践教育訓練給付金の受給資格があるかを確認して下さい。
※ご自身で判断できない場合は、ハローワークに受給要件照会を行って下さい。 - ハローワークで、キャリアコンサルティングを受け、ジョブカードの交付を受けて下さい。
- 教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票、ジョブカード、その他必要書類を受講開始1ヵ月前までにハローワークに提出して下さい。
- 受講を開始
- 受講が無事終了すると、受講したプログラミングスクールから受講修了証が発行されます。
- 受講したプログラミングスクールより給付金支給申請書類一式を受け取って下さい。
- 受講終了後1ヵ月以内に、ハローワークに受給申請を行って下さい。
専門実践教育訓練給付金の受給には、受講生ご本人によるハローワークでの手続きが必要です。
「専門実践教育訓練給付制度」の指定スクール
ここでは、受給できるプログラミングスクールと指定講座を紹介します。
「第四次産業革命スキル習得講座」(Reスキル講座)に指定されているプログラミングスクールでも全てのコースが指定の対象ではありませんので注意して下さい。
インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーは、Web業界において技術の標準化を行う世界最高位の団体W3C(World Wide Web Consortium)に日本の民間教育機関として、はじめて加盟したWeb専門スクールです。
運営会社がWeb制作会社である強みを活かした現場ノウハウを学べるカリキュラムによって、即戦力となる人材育成に取り組んでいるプログラミングスクールです。
インターネット・アカデミーの特徴
- 運営会社が制作会社の現場ノウハウ
インターネット・アカデミーの母体は、日本有数の制作実績を持つWeb制作会社「IBJ」インターネット・ビジネス・ジャパン株式会社です。
1995年の設立当初から培った、制作現場のスキルとノウハウを学ぶことができます。 - W3Cメンバーだから最新で正確なスキル
インターネット・アカデミーは教育業界唯一のW3Cメンバー企業なので、どこよりも最新で、正確なWebスキルの学習ができます。 - 海外の最新情報が手に入るアカデミーネットワーク
最先端の技術や人材が集うニューヨーク、ボストン、バンガロールに支店とラボを設立し、グローバル企業が求めるWeb技術をカリキュラムに取り入れています。
また、インターネット・アカデミーの受講生はグローバルに活躍できるスキルが手に入るだけでなく、そのネットワークを活用して可能性を世界規模に拡げることができます。
ディープロ(Dpro)
ディープロは、DIVE INTO CODEから名称変更されました。
ディプロでは、今までのDIVE INTO CODE「Webエンジニア 就職達成プログラム フルタイム」コースが「4ヶ月短期集中コース」として再スタートしました。
ディプロは、RubyとPythonのそれぞれで「Rubyアソシエーション認定教育機関」や「Python認定スクール」として認定、登録されている確かなスクールです。。
ディプロの特徴
- 即戦力になるために設計された授業
チーム開発や、実際の開発に適応できる実践的なカリキュラム。 - 圧倒的なコンテンツ量
720時間分のコンテンツにより、豊富なスキルが身に付けられる。 - 同期やメンターとの繋がりの強さ
授業ではペアワークやペアプログラミングを行い切磋琢磨できる環境が提供されている。 - 充実のサポート体制
受講テキスト「DIVER」でオンラインでもしっかりと基礎が身に付けられる。
「4ヶ月短期集中コース」
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
就職達成プログラムは、4ヶ月で自立自走できるWebエンジニアとして、就職することを、ゴールとしたプログラムです。
Aidemy Premium
アイデミー(Aidemy Premium)は、AIや機械学習などの最先端技術を習得できる、プログラミングスクールです。
また、アイデミー(Aidemy Premium)は、現役エンジニアによるマンツーマン指導の実力派スクールです。
Aidemy Premiumの特徴
- 完全オンラインで、時間や場所に縛られず学習できる
Aidemy Premiumは、完全オンラインのため自身のペースに合わせて学習スケジュールを立てることができる。 - マンツーマン学習サポートにより実戦に近い経験ができる
Aidemy Premiumは、講師がマンツーマンで、一人ひとりの学習進度に合わせてサポートが行われる。 - 未経験から機械学習エンジニアとしての転職実績多数
Aidemy Premiumでは、学習でつまずいている箇所を質問できたり、実務的な知識を学べる。 - 「講座受け放題」で、さらに学べる
Aidemy Premiumでは、受講期間内であれば、画像認識・自然言語処理・AIアプリ開発等の講座から、自由に追加費用無しで受講することができる。
AIアプリ開発講座
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
画像認識を利用した機械学習を用いたWebサービスを作成する講座です。
データ分析講座
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
データの自動取得(スクレイピング)から、機械学習、時系列解析等を学びます。
自然言語処理講座
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
機械学習、ディープラーニング、自然言語処理を学びます。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、知名度も高く実践的なスキルを学ぶことができ、多くの卒業生が第一線で活躍している実力派のスクールです。
また、DMM WEBCAMPはチーム開発などの体験やスキルを総合的に学ぶことができるスクールです。
DMM WEBCAMPの特徴
- 未経験者のために開発されたカリキュラム
3,000回以上の改善を繰り返し、学習に最適化された独自開発のカリキュラムで自宅や移動中にも学習をすることができる。 - 現場で活きる実践的なスキルを習得
企画から設計、実装まで、開発を行う上で必要な実践的なスキルを総合的に習得できる。 - 質問し放題で疑問点はその場ですぐ解決
疑問点はすぐに解決し、スキル向上のために効率的に学習することができる。 - 転職成功率98%学習後のキャリアUPも安心
エンジニア転職に特化したキャリアアドバイザーから、転職活動のサポートがある。
専門技術コース
「専門実践教育訓練給付制度」指定コース
フルタイムのコミット型学習で最短3ヶ月でエンジニア転職を目指す講座です。
テックアイエス
テックアイエスは、現役Webエンジニア講師からプログラミングの習得と専門スタッフから就職・転職活動までサポートが受けられる、現場で通用するエンジニアを育成するプログラミングスクールです。
テックアイエスの特徴
- 現役Webエンジニアの講師から現場で必要なスキルが学べる
テックアイエスでは、現役Webエンジニアの講師がオンラインで画面を共有しながら質問に5分以内に対応する体制が整っており、効率的に学習を進めることができます。 - スキルを学ぶだけでなく、あなたの「自立」までサポート
ただ学ぶだけではなく、チーム開発などのカリキュラムをこなすことでより実践的な開発を習得できます。
また、初回の案件獲得から納品までを経験豊富なプロのエンジニのサポートがあるので安心です。 - 1人じゃない。テックアイエスのコミュニティ
プログラミングの現場は、チーム開発などで業務を行うのが一般的です。
テックアイエスでは、それが体験できるように「イベントの開催」や「クラス制度」「チーム開発」などの制度が設けられています。
長期PROスキルコース【人気No1コース】
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
しっかり学びたい、サポート重視のコースで前半 6ヶ月の学習期間+後半6ヶ月のキャリアサポート 計1年間のプランです。
テックアイエスのカリキュラムは、フルスタックでフロントからサーバサイド、チーム開発まで学べます。
データサイエンティストコース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
前提知識0からデータサイエンスとプログラミングのスキルを身に着けるデータサイエンティスト専門コースです。
データサイエンティストコースはITSSレベル4を目標とするコースです。
データミックス( DataMix )
データミックスはデータ分析のプロフェッショナルである「データサイエンティスト」を育成するプログラミングスクールです。
「データサイエンティスト」は、今後ますます需要が高まる職種であり、これからデータサイエンティストを目指したい方には、おすすめのスクールです。
データミックスの特徴
- ビジネスパーソン向けのコンテンツ
データ分析で「いかにビジネス課題の解決を主導できるか」プログラミングの技術だけでなく、データを正しく理解し、活用できる人材の育成を目指します。 - 自分の手を動かす学習
課題や宿題を通して実際にコードを書くことで「分かる」から「できる」レベルまで、深い理解へと落とし込みます。 - 少人数制のクラス
質問しやすい環境をつくるため、少人数で授業を行い、講師も一人ひとりの理解度や強み・弱みを把握したうえでの指導 - 最終プロジェクトで 総合力を身につける
本講座の最終プロジェクトでは、実際のビジネス課題の解決に挑戦。データサイエンティストとしての総合力を身につけます。 - 経験豊富な講師陣
授業は、データサイエンティストとしての実務経験が豊富な講師が担当、より実践的な講義を受けることができます。
データサイエンティスト育成コース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
「データサイエンティスト育成コース」はデータ分析のプロフェッショナルである「データサイエンティスト」を育成するコースです。
テックアカデミー
テックアカデミーは、豊富な受講コースと現役エンジニアのメンターによるマンツーマン指導で実践的な学習ができるオンライン完結型のプログラミングスクールです。
また、テックアカデミーは主要なプログラミング言語からWEBデザイン、動画作成まで豊富なコースが特徴のスクールです。
テックアカデミーの特徴
- オンラインに特化した「オンライン完結型」プログラミングスクールです。
無料体験や入会手続きから卒業まで全てがオンラインで完結します。 - 講師の全員が通過率10%の選考に合格した現役エンジニア。
テックアカデミーに在籍する経験豊富な現役エンジニアは約1,000名。 - 経験豊富な現役エンジニアが専属で受講生をマンツーマンで学習をサポート。
一人の講師が専属で受講生の学習進捗状況からアプリ作成までをサポート。 - 「TechAcademyキャリア」による受講生限定の転職サポート。
一人ひとりのプロフィールや学習したスキルに合わせて企業やコンサルタントからスカウトされるため、それぞれのニーズにあった転職の機会が提供されます。
データサイエンスコース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
Pythonを使って様々なモデルを構築し、データ分析を行うプログラムです。
統計学の基礎やPythonで実際に分析する方法まで習得することができます。
tech boost
tech boostの運営会社は、日経グロース上場の、エンジニア人材紹介エージェント BrandingEngineerが運営する、転職に強い確かなプログラミングスクールです。
現役のエンジニアからオーダーメイドカリキュラムで学ぶことができ、オリジナルアプリの作成を通して、実践的なスキルを習得できるのも強みのスクールです。
tech boostの特徴
- 目的に応じたコース・メンタリング回数の選択が可能!
- tech boostは、現役エンジニア100%
- 充実のキャリアサポート
エンジニアに特化したキャリアサービスにより、卒業後もキャリアサポートを受けらる。 - オリジナルアプリの作成を通して、業務で必要な力を身に付けられる。
tech boost の学習コース
tech boost には「スタンダードコース」と「ブーストコース」「AIコース」があり、目的に合わせて学習コースを選択することができます。
スタンダードコース
体系的にプログラミングの基礎を身に付けることがで、教養としてプログラミングを学びたい方に おすすめのコースです。
ブーストコース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
実践的な開発経験で応用的な知識を身に付け、Webエンジニアとして転職・就職したい人に おすすめのコースです。
Web系の開発に必要なRuby・PHP・Java のいずれかを選択します。
tech boost には、他に近年注目されている「AIコース」が新設されました。
キカガク
キカガクは、AI開発やデータ分析などのスキルを学ぶことができる動画学習プラットホームをコンセプトとしたオンラインのプログラミングスクールです。
キカガクの特徴
- プロの講師が動画でわかりやすく説明
初学者でもわかるようハンズオン形式の動画で丁寧に説明され、分からなかった部分は講義資料と合わせて何度でも復習できる。 - 演習形式のテストで、理解度を確認
動画の最後には確認テストが用意されており、選択や穴埋め問題だけではなく、実質的な演習課題で実力を測ることができる。 - 実用性が証明された豊富なコンテンツ
日本マイクロソフト株式会社との共同開発や、経済産業省が定めるReスキル、JDLAのE資格の認定教材となっている。
AI人材育成長期コース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
Pythonや機械学習、Webの基礎を学びWebアプリケーションを自作できるレベルを目指すコースです。
画像・自然言語のAIモデル構築や、データサイエンスの基礎から実践、AI搭載のWebアプリケーション開発を最短最速で学べる講座です。
TECH CAMP
TECH CAMPは、豊富な学習コースと短期集中型で効率的に学習することができ、プログラミング学習を挫折させない、多くの工夫がされているスクールです。
また、キャリアコンサルタントが、ITエンジニアとして転職するまでのサポートが充実しているスクールです。
TECH CAMPの特徴
- 講師がマンツーマンで最適な学習プランを提案
受講期間中は講師と定期的に面談を行い、適切な学習内容や学習計画をアドバイスが行われる。 - 分からないところは何度でも質問ができる
オンラインを問わずメンターに質問し放題なため、途中で諦めてしまうことがありません。 - 未経験の人でも一読して分かる教材
5,000回以上の改善を重ねた完全オリジナルの学習教材を使用できる。
「エンジニア転職」コース
「専門実践教育訓練給制度」指定コース
「エンジニア転職」コースはRuby/Ruby on Railsに特化したWebエンジニアとして転職・就職を目指すコースです。
未経験からエンジニアスキルを身につけることを目指す短期集中プログラムです。
学習する内容は、プログラミングスキル習得に集中してますが、ビジネススキルやマインドセットも転職活動や独立後に使えるレベルまで学びます。
一般教育訓練給付制度とは
一般教育訓練給付制度は、国の指定した講座を受講して受講修了までに、実際に支払った学費の20%(最大10万円)が給付される制度です。
分割払いの場合でも、受講修了前に所定の支払額を前倒しして、全額支払いが済んでいる場合には、実際に支払った学費の20%(最大10万円)が給付されます。
一般教育訓練給付制度の給付要件
受講開始時点で雇用保険の支給要件期間が3年以上(初めて支給を受けようとする方については、1年以上)あること。
受講開始時点で被保険者(※1)でない方は、被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年以内(適用対象期間の延長が行われた場合は最大20年以内)であること。
※1 被保険者とは、一般被保険者及び高年齢被保険者をいいます。
前回の教育訓練給付金受給から3年以上経過しているなど一定の要件を満たす雇用保険の被保険者(在職者)又は被保険者であった方(離職者)が厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し修了した場合に給付されます。
※平成26年10月1日前に教育訓練給付金を受給した場合はこの取扱は適用されません。
参照先:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
一般教育訓練給付金の支給要件期間
支給要件期間とは、受講開始日までの間に同一の事業主の適用事業に引き続いて被保険者等として雇用された期間をいいます。
被保険者資格を取得する前に、他の事業所等に雇用されるなどで被保険者等であった期間も通算しますが、被保険者資格の空白期間が1年を超える場合は、その前の期間は通算されません。
また、過去に教育訓練給付金を受給したことがある場合、その時の受講開始日より前の被保険者等であった期間は通算しません。
参照先:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
一般教育訓練給付金の給付額
教育訓練施設に支払った教育訓練経費の20%に相当する額となります。
ただし、その額が10万円を超える場合は10万円とし、4千円を超えない場合は支給されません。
※受講開始日前1年以内にキャリアコンサルタント(職業能力開発促進法第30条の3に規定するキャリアコンサルタント)が行うキャリアコンサルティングを受けた場合は、その費用を、教育訓練経費に加えることができます。
ただし、その額が2万円を超える場合の教育訓練経費とできる額は2万円までとします。
平成29年1月1日以降にキャリアコンサルティングを受講した場合に限ります。
参照先:厚生労働省
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html>
尚、給付条件の詳細やご自身が給付条件を満たしているかについては、お近くのハローワークに問い合わせて下さい。
一般教育訓練給付制度の指定スクール
ここでは、一般教育訓練給付制度の指定(認定)を受けた、代表的なスクールを紹介します。
インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーは、Web業界において技術の標準化を行う世界最高位の団体W3C(World Wide Web Consortium)に日本の民間教育機関として、はじめて加盟したWeb専門スクールです。
また、運営会社がWeb制作会社である強みを活かした現場ノウハウを学べるカリキュラムにより、人材育成に取り組んでいるプログラミングスクールです。
インターネット・アカデミーの特徴
- 母体である制作会社の現場ノウハウ
インターネット・アカデミーの運営会社である日本有数の制作実績を持つWeb制作会社で長年培った制作現場のスキルとノウハウを学ぶことができる。 - W3Cメンバーだから最新で正確なスキル
インターネット・アカデミーは教育業界唯一のW3Cメンバー企業なので、どこよりも最新で、正確なWebスキルの学習ができる。 - 海外の最新情報が手に入るアカデミーネットワーク
最先端の技術や人材が集うニューヨーク、ボストン、バンガロールに拠点があるグローバル企業が求めるWeb技術をカリキュラムに取り入れている。
一般教育訓練給付制度の指定講座
- Webデザイナー総合コース
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座
- UIデザイナーコース+Illustrator講座
- プログラマー入門コース+PHP講座
- Webデザイナーコース+作品制作講座+PHP講座
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座+Webマーケティング講座
- Web担当者コース
- Webデザイナーコース+JavaScript講座
- プログラマー入門コース+Photoshop講座+Webマーケティング講座
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座+JavaScript講座
- Webディベロッパーコース+Webマーケティング講座
KENスクール
KENスクールは、Photoshop・IllustratorなどのWebデザインやJava、C言語などのプログラミング原語、CCNAなどのネットワークなど、幅広い分野のITスキルを身に付けられるスクールです。
また、資格を取得できる講座もあり、合格するまでサポートを受けられるのも特徴の一つです。
KENスクールの特徴
- 理解力が違う!個別指導
受講生の質問に、プロならではの活きた言葉が返せる、一人ひとりが納得できる授業が提供されています。 - 充実した学習環境と多彩なカリキュラム
KENスクールでは、現場さながらの実機環境に触れられる豊富な機材と多彩なカリキュラムが用意されています。 - フリータイム制・複数の校舎を利用可能
一部の日程が決まっているクラス制の講座以外は、全て通学日や時間の規制がなく、平日夜間と土日の併用など、様々なスケジュールを組むことができます。
一般教育訓練給付制度の指定講座
Webデザインコース
- Web実践就転職総合コース
- Web実践キャリア就転職総合コース
プログラムコース
- Javaプログラマー養成コース
- Android&Javaエンジニア就転職総合コース
- Excel VBA Standardライセンスパック
オフィスコース
- 基礎からのMOS Master
まとめ
いかがでしたか。
プログラミングスクールの受講には受講料金が高額なため、なかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
雇用保険への加入等の一定の条件はありますが、これからプログラミングスクールで受講を計画している方は、利用を検討されることをおすすめします。
以下に、教育訓練給付制度も含めた「プログラミングスクールの失敗しない選び方」の記事にリンクを貼りましたのでご覧ください。
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